■ 眉 毛 の 秘 密 ■

シェパード親子と暮らす犬訓練士の、気まぐれ日記です。

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IPO選考会2012

6月22日~24日、今年のIPO代表選考会に出場してきました(^-^)

成績表が早速、ジャパンシュッツフントクラブHPにUPされましたのでどうぞご覧下さい
  ▼  ▼  ▼
シュッツクラブHPトップの『成績速報』をクリック!


写真撮ってないので画像が無いですが、以下、競技結果レポートです。


【追及】
今回、クラフト君もジュニアも 最も練習の成果が出たのが足跡追及でした。
点数だけ見ると前回のWUSV選考会からあまり成長してないように思われてしまうかもしれませんが、作業内容としては飛躍的に進歩しています\(^▽^)/

クラフト君は元々、高い捜索意欲・能力がある犬で、いわゆる「嗅ぐのが好き」な子です。
ですので、足跡の追及が決して下手ではないのですが、足跡を追いつつも、ついつい足跡の周囲も探索してしまい度々コースから2~3mほど逸れてしまう傾向がありました。 これまで過去何度かのIPO試験直線でも逸れては戻りの繰り返しが多く、コーナーはちょっと大きめに逸れてしまうことが何度も。 当然、周囲の誘惑や会場の条件に負けてコースアウトし途中で中止になった事もあります。 何とかギリギリの所で最後まで完追できていた・・・というのが、これまでのクラフト君でした。
しかし今回は違います!
会場の条件がどんな条件だろうが、リードが足に絡もうが、風が吹こうが、誘惑臭があろうが(※)、とにかく何が何でもひたすら足跡に集中し追い続ける・・・そんな、捜索に対するやる気がメラメラ燃えている追及を見せてくれました。
クラフト君の足跡の追い方は、印跡された地面とそうでない地面を交互に嗅いで境目を確認しながらの追及なので、まだ左右のブレが若干大き目ではありましたが、足跡に対する意欲と集中力は終始高い状態で完追!
・・・で、足跡を無我夢中で追い続けた結果、物品を発見しながらもポイントせずに通過(T_T)。
結局物品は一つも拾わず、小休止無しのノンストップで最後まで嗅ぎ続けたのでした(苦笑)。
作業が終了してからジャッジの講評を聞いている最中にも、伏せたまま、印跡者が退場していった足跡を追っていこうとするほど、まだまだ追及し続ける気満々なクラフト君だったのでした(笑)。
合格点には届かなかったけれど、ハンドラーとしては練習の成果がはっきり目に見えたので納得できる作業内容でした。
反省点は、足跡を追う練習に重点を置きすぎたこと。物品のポイントに関して、練習では失敗無く確実にできていたので油断してしまいました。 本番を想定した物品のポイント練習も、もっと難易度を上げて練習しておくべきでした。反省↓

ジュニアの追及は、クラフト君ほどのメラメラした闘志は感じられませんでしたが、課せられたお仕事として真面目に足跡を追及する・・・という態度が最初から最後まで一貫していて、これまでより格段に良くなりました。
時折ちょこちょこ浮遊臭に反応し鼻が浮いたり少しだけ逸れることがありましたけど、速度も一定していたし、安定した作業だったと思います。
大きな減点は、コーナーで二回ほど、来た道を戻って「嗅ぎ直し」をしてしまったこと。
真っ直ぐな性格のジュニア、確実に・間違えないように・・・という気持ちが強く、
せっかくスムーズに屈折し次のコースに入ったのに5mほど進んだところでふと思いついたように後戻り。
「ほんとにこれで合ってるのかな?」と不安がよぎって(?)再度コーナー付近を確認しに戻り、
「よし、間違いない!」と確認してから続きの足跡を追ったのでした。  (それが、二回ほどありました。)
人間で言えば、外出の際に、出発してしまった後で
「カギかけたっけ?」とか「やかん(湯沸し)の火、消したっけ?」とか、
どうしても不安になって家に戻って確認してしまう・・・そんな感じ?
(私、よくやります・苦笑)
後戻りすることは、採点としては確実に減点対象ではありますが、「失敗を避けたい」と思うが故の行動(作業を理解している証拠)だと思います。 今まで軽い気持ち・軽いノリで「なんとなく」追及をしていたジュニアでしたから、むしろ褒めてあげたい感じです。
そして、ジュニアは物品のポイントも良くできたので、G評価を頂くことができましたv

追及は他の出場犬の作業も少しだけ見学しましたが、会場の条件に皆さん苦戦を強いられている感じでした。
うまく追及作業が出来なかった犬達は、『条件が難しい(※) → 犬が自信喪失』 ・・・というパターンが多かったように思います。 

※霧ヶ峰の追及会場は、標高の高い高地で鹿やキツネの足跡やフンが至る所にあります。
更に、山菜撮りの人や野草・野鳥観察カメラマンが進入している場合も多く、平野部とは異なる誘惑臭が多いと思われます。

ちなみに、今大会に向けたジュニアとクラフトの追及練習は、牧草地では一度も練習していません。
河川敷の土手の雑草地帯での練習と、近所の公園の草地・林の中の練習のみです。
捜索し足跡を追うこと、何があっても探し続け、追い続けること・・・これを犬に理解させることができれば、多少条件が悪くてもそれに負けずに追及させることは可能なんだな、と実感。
良い練習場所が無くて困ってる方も、諦めず頑張りましょう(^-^)q
(私が目指している追及は、最初からV評価にはあまり拘らず、『どんな条件でも確実に最後まで追える足跡追及』です。それを極めれば結果としてV評価に近づくことになると思うし、とにかく追及は完追できなければ話にならない(完追できなければM評価=不合格確定)なので。)


【服従】
こちらは点数を見ていただければ分かるように、問題点や失敗が盛り沢山な作業内容でした。
クラフト君の方が全体的に確実に課題をこなしていったのですが、最後の課題(前進)で前進後の伏臥ののち、報酬が出ないことにじれてしまいハンドラーの所まで戻ってきてしまいました。
IPOでは、前進~伏臥を実行しても、その後に勝手に戻ってきてしまったら前進の課題は0点です(T_T)

ジュニアは全体的に集中力不足。休止で座っていたり行進中の課題を失敗したり・・・と、いろいろやってくれました; ・・・が。一つの課題が丸ごと0点という事が無かったのでクラフト君より1点だけ多くもらったのでした(笑)。

今大会では服従の得点にかなりのバラつきがあり、成績表で得点だけ見た方は驚かれたかも?
IPOでは、『これだけはハッキリさせたい』という評価の基準として
70点以上が合格、69点以下は不合格という明確なボーダーラインがあります(B評価とM評価の境目)。
私は毎回IPO競技に出場する時に、ここの線引きをジャッジがどのように判断するか注目しています(服従・防衛が特にそうですが、SGとVの境目よりも重要と思っています)。
そして、イゴール審査員の線引きは実に適切で納得のいくものでした。
SV審査員ならば当たり前の事なのでしょうけど、国内クラブ・ブロッククラスのIPO大会ではジャッジによっては線引きがハッキリせず「?」な時もあるのが現状ですので。。。(^^;)


【防衛】
防衛も、追及ほどではないですが練習の成果が良く表れた競技結果となりました。
クラフト君もジュニアも、最大の課題は「中止(ヤメ)」を確実に実行すること。
これまでは、本番で競技が進行するにつれ防衛作業にのめり込んでしまい、作業後半になるにつれ次第に不服従になってしまうというのが問題でした。 最悪、遠距離の後に三度の命令でも放さず失格、、、という結果にも。
・・・で、今回はその部分に的を絞って練習してきたと言っても過言ではないので、二頭とも一声符で確実に「ヤメ」を実行できホッとしています。

特に、クラフト君は遠距離の第二ヘルパーに対しては、ヘルパーが停止した際に犬が体をよじっていて「ヤメ」が非常にやりにくい状況に陥ったにも関わらず、とてもスッキリと口を放しスムーズに監視に切り替わりました。
ジュニアも、作業が進むにつれ防衛ヘルパーに吸い寄せられるようになり、背面護送ではかなり前に出過ぎてしまい余計な声符を使わざるをえない状態に。 しかし、中止命令で片袖を放し監視(禁足咆哮)に切り替わる所は非常に明確で、確実に行う事ができました。

二頭ともパワフルな犬達なだけに、日頃の練習に付き合って下さっている防衛ヘルパーさんには多大な苦労(というか、疲労?)をおかけしておりますが、お陰様で今大会は二頭とも合格点以上のG評価を頂くことができました!
いつも本当にありがとうございますm(_ _)m


得点で見ればまだまだ低く、良い結果とは言えないかもしれませんが、
練習の成果が出て(ちょっとだけですが)良い方向に進んでいるのを実感できたので、
また次の大会へのやる気が湧いてきましたv

という訳で、IPOレポート終わります。
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テーマ:ドッグスポーツ・警察犬・救助犬など訓練関係 - ジャンル:ペット

  1. 2012/06/26(火) 21:46:13|
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