■ 眉 毛 の 秘 密 ■

シェパード親子と暮らす犬訓練士の、気まぐれ日記です。

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救助犬試験in兵庫

201111-7だいぶ遅くなってしまいましたが、、、
ミニブログで現地からちょこっと投稿していた、昨年末のOPDES災害救助犬試験の報告です。

今年から救助犬の規定も新しくなり、古い規定での試験はこの兵庫がラストとなりました。

今回、服従と熟練は大阪のりんくう公園で実施。
関空のすぐそばで海が近い事もあり、冷た~~~い海風が吹く中の試験。
眉毛チームはA段階にサクラちゃん、B段階に結里君・ジュニア・アーチがチャレンジ。
初日の服従・熟練は無事、全員合格できました。
▼ 熟練作業の課題、シーソーをするシェパード君
201111-1初日に宿泊したのはビッグ・アイという障碍者福祉施設。
201111-5
201111-4元は障碍者用に作られた施設ですが、現在、一般の人でも利用できます。
ロビー、エレベーター、部屋の中、全てバリアフリーで車椅子対応な為か、とても広々!  値段も安いし快適でした(^^)
201111-2201111-3
▼左:サクラちゃん、右:カール君
201111-13 捜索は三木市の防災センターで。
A段階のサクラちゃんは、一名救助しましたが二人目の発見には至らず、残念でした。

続くジュニアは、最初に発進させた場所のすぐ目の前に一名の遭難者がおり、即発見に至ったものの、その場所に固執し過ぎてしまい、二人目以降の捜索が思うように進みませんでした。瓦礫の奥の方まで足が延びなかったのも反省点。

アーチは、眉毛チームの中では最も確実な捜索をしてくれました。
最初に瓦礫中央の被災者の元に到達、しかし僅かに鼻を鳴らしただけで告知には至らず。
その後、別の場所で二名の遭難者を発見しました。
最初にポイントした場所へ行くよう、アーチに指示を出しましたが何故かそこへは行こうとせず・・・
何か、意図的に「あそこは違う」と拒否しているような態度でした。
結果、発見は二名のみでの作業終了となってしまいました。

201111-12最初の反応から遭難者が居たのは明白でしたから、何故正しい告知が出来なかったのか?というのがナゾでしたが、後で状況を聞いて「なるほど」納得。

実は、アーチが最初にポイントした場所に疑似遭難者として隠れていたのは、防衛訓練の時に何度かお世話になった事がある防衛ヘルパーさんだったのです。
真っ先に「ここに人がいる!」と反応を見せたアーチ。
間近まで接近して確認してみると
「アレ?防衛ヘルパーさんが何でここに?」
少し鼻を鳴らしては見たものの
「今日のヘルパーさんは片袖も着けていないようだし・・・。」
少し考えて
「関係無い人はとりあえず置いといて、捜索しなくっちゃ!」
アーチ的には「今日は救助犬」で、防衛の人は関係ないらしい・・・。
そんなこと言わずにさ、防衛ヘルパーさんもちゃんと助けてあげなくちゃダメじゃん~~~。

201111-11そして捜索、一番最後は結里君。
この日の結里君、やる気十分でものすごい勢いで発進!
割とハンドラーに近い場所で一人発見、続く二人目もすぐに反応し発見。
ここまでの所要時間、なんと、たったの2分!
より速く確実に発見することが求められる災害救助の場では、非常に頼もしい捜索能力です。

▼ 二人目を発見、ハンドラーが駆けつけ確認中
201111-8


このまま順調に三人目・・・に行くかと思われましたが、予想外のトラップに嵌ってしまいそのおかげで捜索意欲が急降下↓↓↓

その、予想外のトラップとは『発情犬』。
出場順が最後だった結里君の後には一頭だけ発情犬が控えていて、
瓦礫捜索会場の隅に設けられた待機場所で待機しておりました。
(瓦礫エリアを隈なく捜索したら、自然と遭遇してしまう場所)
鼻を使う捜索の作業をしてる訳ですから、当然ニオイを感じれば気付くし、そちらへ行ってしまいます。
 
▼誤告知をしてしまったのは、左のコンクリ建造物
201111-10どうにか呼び戻して作業に復帰させたものの、結里君の作業意欲は極端に低下し、その後の作業はやや投げやりな態度に。
そして、この時点でもまだ作業開始から10分足らずしか経っておらず、投げやりながらも作業を続けた結里君が次に反応を見せた場所は、前の試験の残臭。
ニオイの元まで到達する前にフライングで告知吠えしてしまった為、痛恨の誤告知となってしまいました。
その後ニオイの元へ自ら突き進み、「しまった、間違えた!」と自覚した結里君。
まるでトドメの一撃でもくらったかのように捜索意欲ゼロになってしまったのでした。。。(T_T)


201111-6それにしても。
発情犬の出番は、他の出場犬に配慮するからこそ最後にしているのだから、 車内のハウスで待機させるとかしてくれているものと思ってましたが・・・。
捜索は鼻の作業、発情犬をしっかり隔離することは規定にも明記されています。
直前に作業しているのが牡なのだし、こんなに容易に接触できる位置には待機させたりせず、もうちょっと配慮してほしかったです。

←問題の待機場所は、この位置でした。

前回の箱根に続きハプニング続きな結里君ですが、 それでも、ずば抜けた捜索能力は光っていたと思います。
また次回も頑張りまーす。 
201111-9
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  1. 2012/03/10(土) 15:28:50|
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