■ 眉 毛 の 秘 密 ■

シェパード親子と暮らす犬訓練士の、気まぐれ日記です。

LG東京サマーセミナー

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シュッツフントクラブLG東京の2016年サマーセミナーを開催、無事に終了しました。

SV審査員の益田先生をお招きし、IPO規定書に沿いながら、課目以外の冒頭の部分から丁寧に解説していただきました。
IPOの過去、現在、そして今後どうなってゆくかというお話や、規定書だけでは分からない審査基準の細かいところなどなど・・・昼休憩を挟んで午前・午後と、たっぷり時間をとったつもりでしたが、それでも少し時間をオーバーしてしまいました。

参加者の方々も、皆さん熱心にIPOに取り組んでいる方ばかり。
実際に犬を作ってみて、何度も競技に出てみて、その経験があるからこその質問・疑問は他の指導手の皆さんも感じるところなので、参加者それぞれの質疑応答も勉強になります。

犬の訓練は、ただ単純に課目を表面だけなぞる練習ばかりを繰り返しても、良くなりません。
(決められたコースを毎日ただ歩くだけの練習をいくら繰り返しても、『脚側行進』は良くならない・・・といったように。)
人間も同じで、ただ単純に規定書を読んで科目と点数を覚えるだけでは、指導手としての成長は無いと思います。
規定を深く理解する=審査員の着眼点を学び、犬の何を見る為にその作業が課せられているのかを理解する。
そういう勉強をしなければ、良くなっていくことは出来ないと思います。

シェパード犬においては、繁殖の面でもIPO訓練はとても重要です。
私も繁殖をしていますが、IPO訓練の各課題は犬の能力を測る“ものさし”だと思っています。
シェパード犬繁殖者として、良い犬の作出を目指すならばIPOは絶対に学ぶべきです。

今回セミナーに参加した皆さん(私自身も含め)、最新情報満載の益田先生ならではの貴重なお話を聞けたことで、指導手として、また一歩成長することが出来たのではないでしょうか?

サマーセミナーということで、夏真っ盛りの埼玉はとても暑かったですが、、、台風にブチ当たらなくて良かったです(^^;)
講師も受講者も犬達も、暑さにヘトヘトになりながら・・・ではありましたが、無事終了することができ
皆さんお疲れ様でした&ありがとうございましたm(_ _)m
講師の益田先生、大変有意義な時間をありがとうございました(*^_^*)

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  1. 2016/08/23(火) 01:16:11|
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防衛訓練セミナー

20120929-4夏の出来事、順に書いていきます。
まずは6月の防衛訓練セミナーから。

・・・えっと、初めに書いておきますが
受講料を払っている出席者の皆様に配慮し、ここではセミナーで披露された具体的な練習方法などの話はナシですので、それを踏まえてお読み下さいませ(^^;)


JKC本部IPO競技会の翌日、 本番の防衛ヘルパーを務めて下さったデジターさんによる防衛訓練セミナーが行われ、 出席・参加してきました。
審査員を務めて下さったSV審査員のイゴールさんも同席し、 実技の合間に解説やアドバイスをしてくださいました。

▼デジターさん
20120929-3 

スロバキアから来てくださったお二方による、スロバキア流防衛訓練のセミナー。

ひしひしと感じたのは、『防衛』という課題の根底の、認識の違い。
彼らの頭には実働犬としての防衛犬のイメージが常に存在していてるように見えました。
そのイメージを持ちながら、防衛作業に対する意欲を引き出し、防衛の何たるかを教え、競技犬として必要な要素を構築し、防衛訓練犬として育てていく・・・そんな感じ?

日本の警察にも実働犬は存在しているけれど・・・様々な犯罪があるとはいえ、 向こうの銃社会と比べれたら、たぶん日本はものすごく平和でユルイ国だと思う。(スペイン行った時、検問の警察官?が普通に連射式のゴッツイ自動小銃持ってて、私も姉も「怖いね~」と、平和ボケ日本人であることを自覚しました・笑)
実働犬に対しても、そんなにシビアなイメージは無いと思うし、 ましてやIPO競技を楽しんでいる人たちは、愛好家も訓練士も防衛ヘルパーもみんな最初からスポーツドッグとしての防衛犬をイメージしながら育てて、訓練しているはず。 
他の国の方々と接して初めて気付く、認識の違い。
今後の競技観戦では、そういうものが訓練結果にどう影響しているのかも観察していこうと思います。
20120929-1

 さて、セミナー開始後まもなく。
デジターさん・イゴールさんのお二人も防衛訓練に対する認識の差を強く感じたようで、お二人とも口をそろえて
  「防衛作業は、対人作業でなくてはならない」  と仰いました。
そして、何故対人作業である必要があるのかを サンプル犬への実技指導の中で解説してくれました。
また、デジターさんのヘルパーテクニックにより、限られた短時間にもかかわらず、「『対人作業』にすることによって、より効果的な作業にすることができる」というのを実践・証明して下さいました。

・・・でも、日ごろお願いしているヘルパーさんに口頭でこの手法を説明して実践してもらうのは至難の業かも。。。(苦笑)


今回のセミナーで最も好感が持てた点は、
お二方とも、防衛作業のセミナーであっても決して服従面を疎かにしなかったところ。
禁足咆哮から追捕へ移動する所や、その後の伏臥の態度・安定性にも非常にこだわっていて、丁寧で的確な指導をして下さいました。
また、初歩の犬であっても、禁足を命じられる前の態度や袖を獲得した後の落ち着き・服従への切り替えを重視しながらの防衛指導で、ハンドラーの皆さんは大変納得のいく満足な練習ができたのではないかと思います。

練習の失敗でありがちなのが、禁足~咬捕・中止~監視に関わる問題点を集中指導するあまり、途中の服従が少々雑でも「じゃぁ次、遠距離行きましょう」とかってなってしまうパターン。
犬は咬捕や監視・格闘シーンなどのオイシイ所ばかりを経験して大満足で練習を終える。。。と、いざ本番で服従コントロールされた時にイライラが生じ、良い結果に繋がらない(T_T)

これは常日ごろのから気を付けなければいけない点ではありますが、、、
たった一日の限られた時間の中でのセミナーであっても、
部分的な、目先の成果だけを求めるのではなく
終始一貫して作業全体のルールを踏まえた上での実技指導であったのは、さすがだなと思いました。
競技会後でお疲れの中、大変有意義な実技指導をしていただき、ありがとうございました。


。。。最後に
とても残念で悲しい事をお伝えしなければなりませんが、、、
犬界新聞等で既にご存知の方が多いと思いますが
このセミナーで講師を務めて下さったヘルパーのデジターさんが、帰国後間もなく急逝されました。
とても為になる訓練セミナーをしてくださいましたし、IPO本部大会でも後半の遠距離アタックを受ける第二ヘルパーとして、参加者・見学者・審査員、全員が納得のいく見事な仕事ぶりを発揮して下さいました。
優秀な人材を失って、本当に残念です。
在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
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※写真は、本部IPO競技会の時のものです。 

テーマ:ドッグスポーツ・警察犬・救助犬など訓練関係 - ジャンル:ペット

  1. 2012/09/29(土) 23:35:58|
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シェルケル氏セミナー・三日目

▼防衛ヘルパーに変身したシェルケルさん
20111204-4エドガー・シェルケル氏の訓練セミナー、三日目(防衛)のレポートです。


いや~、最終日の防衛もものすごーく勉強になりました。

追及と服従に続いて防衛も、彼の考える「犬の訓練における根本的な理論(・・・すなわち、学術的にも証明された動物学)」に従って構築された練習プランでした。

これまで日本の訓練界で取り入れられている多くの防衛練習法とハッキリ異なる点があり、しかし何故そのようにするのか?練習によって何を構築したいか?・・・「意図するところ」が明白なので、終始一貫しているという点でとても犬に理解しやすく、無理なく作業を教える事が可能な練習方法です。
更に彼は常に競技本番も意識していて、本番でもブレない「スポーツとしての訓練競技を成功させるための訓練方法」であるという点にもこだわっていました。ですから、犬に理解しやすいだけでなく、ハンドラー側にも大きなメリットがある訳です。


防衛セミナーでは、シェルケル氏自身がヘルパーになり、各サンプル犬に対する練習の概要を説明しながら指導してくださいました。
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ヘルパーで身体を動かしていたため、説明は大雑把でしたが
彼の意図するところにこだわって、それぞれの犬への対応を注意深く観察してみると、「なるほど~」と納得な事ばかり。
解説されてなかった部分においても、全てが理論に従った対応であり、
その「理論と対応」が細部にわたって一貫しているのが良くわかりました。
初日の学科~実技~二日目の服従・・・それらを踏まえ、同じ理屈に則って構築された防衛練習という訳です。
防衛日だけの参加で学科講習を聞いていなかった方は、その辺がピンとこなかった方もいるかな?


サンプル犬は初歩犬からベテラン犬まで様々でしたが、ベテラン犬の場合、ハンドラーが犬の年齢と訓練の進度と問題点を簡単に伝えて練習を開始します。
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驚いたのは、初めてヘルパーに対峙した時の犬のしぐさや表情、そして禁足咆哮、咬捕、ヘルパーからの負荷に対する態度・・・それらをたった一回行っただけで何が必要かを見抜いて、瞬時に適切な対応を選択していた、というところ。

多くのヘルパーは、始めの一回の「禁足・咬捕・負荷」で
目の前の犬がどんな犬であるか?どんな訓練を受けてきたか?・・・を大雑把に把握することは出来るでしょう。
しかし、判明する問題点に対する対処は、思い当たるやり方を何度か試したり、様子を見ながら思考錯誤の上で決めていく・・・と思います。
それがシェルケル氏の場合、非常に素早く、迷わず、しかも最短で人間の意図する行動を引き出す(犬に正しい理解をさせる)というのが出来ていました。
(もちろん、定着させるには繰り返しの練習が絶対に必要だと言っていましたが。)

また、多くのヘルパーは
意欲的でファイティングスピリットにあふれる犬はやり易く、逆に消極的で防衛が得意ではないタイプ(具体的にはTSBでA評価を得るのが難しい犬)には思い通りの練習ができず、やりにくいと感じると思います。
しかし、シェルケル氏の防衛訓練法ならば、そのような犬でも無理なく効果的な練習が可能で、実際に何頭かそのようなサンプル犬も居ましたが、やり難さを感じている様子も全然ありませんでした。

20111204-5様々なタイプの犬を目の前に、ここまで瞬時に適切な対応ができるのは
豊富なヘルパー経験によるものが大きいのでしょうけど、それだけでなく、やはり一貫した理論に従って訓練プランを練っているからこそなんだろう、というのを強く感じました。


今回のセミナー、参加した多くの方が非常に満足する内容だったと思います。

セミナー最後の挨拶で彼の言った言葉も印象的でした。
これだけ理論的にも正攻法な練習法を披露していながら、
「私の言葉にとらわれず自分のスタイルを大切にしてください」と仰られたのです。
最後の最後で、シェルケル氏に対する高感度は更にUP!v

通訳の島津さんにも大感謝です。 ありがとうございましたv
初日の学科講習で、スライドの字幕を素早くその場でスラスラ翻訳するのは、島津さんでなかったら絶対に無理~~~って思いました(笑)

来年もこのような訓練セミナーを開催していただけるなら、もう一度この方を呼んでほしい・・・そんなリクエストが多かったので、JKCもその方向で進めてくださるそうです(^^)
今からわくわく、楽しみですv
そんな訳で三日間、私にとっては大変満足度の高いセミナーでした。


・・・あ。
でも、一つだけ残念だったことも。
 
最後に気分の悪くなる話で申し訳ありませんが、、、
セミナー終了の挨拶で委員長も言っていたのですが 、始めから『ビデオ撮影禁止』というルールで開催されたセミナーだったのに、デジカメや携帯でこっそり録画撮影していた人が居ました。

(このブログも見てるでしょうから)
ハッキリ言っておきます、非常に目障りでした!!!(怒)

カメラや携帯なら写真を撮っていると誤魔化せると思ったのか知りませんが 、今時、デジカメで動画を撮れる事ぐらい誰でも知ってます。コソコソ挙動不審な態度しているから、余計に目立ってましたよ(爆)。セミナー参加者の多くが訓練士・・・動物の心を読むプロな訳ですから、不審な行動はかえって目立つんです。
たぶん、私以外にも気付いた人は沢山居たんじゃないかな。。。
純粋に「家に帰ってもう一度じっくり復習したい・・・その為にビデオを撮りたい」という気持ちは、参加者全員同じなのです。それでも、殆どの人がルールだからと我慢し、皆さん目の前の一瞬を見逃さないよう・聞き逃さないよう真剣に受講していました。
・・・だから尚更、目障り極まりない。

ドッグスポーツに於けるルール違反な禁止行為とは、
競技本番でボールやフードをこっそり持ったまま作業するとか、公開練習や競技会場内で電気ショック首輪を使用するとか、言語道断の行為のことです。その場で失格退場です。
それと同じことをしたと思ってください。
いくら良い訓練をして良い成績を出しても、一度でも違反行為があれば
周りは 「あいつはズルをする人間だから」 という目で見ます。
スポーツマンシップの無いハンドラーは、いくら良い結果をだそうともトップハンドラーとは言えません。

少しでも良心や反省の気持ちがあるなら、撮影した動画を他人に回す前に即・削除してください。
セミナー終了の挨拶前に仲良くお話しされていた盗撮仲間の方にもお伝えくださいね(お互いのサンプル犬を撮影していたようでしたから、連絡先の交換でもしてたんでしょうけど)。
 

・・・それはさておき。

このブログ読んで、今回のセミナー内容がすごーく気になっている方は
ぜひ来年のセミナーに参加しましょう~v
 
シェルケル氏の都合と、委員長と理事で開催予定(場所や日時)の大枠は決まっているそうなですが、
詳細情報の欲しい方はIPO委員長の望月氏にお問い合わせください。
参加者募集の段階で会報にも案内が載ると思いますから、会報も要チェックですよ~。

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テーマ:ドッグスポーツ・警察犬・救助犬など訓練関係 - ジャンル:ペット

  1. 2011/12/05(月) 08:23:17|
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シェルケル氏セミナー

20111203-3JKC主催の、エドガー・シェルケル氏をお招きしての
訓練セミナーに参加してきました(^^)

■画像右:リードを持ってるのがシェルケル氏■

他の参加者の皆さんもお金を払って受講してますので
内容の詳細はここでは書きませんが、昨日・今日の二日間での感想は。。。

非常に分かり易く、且つ
納得のいく内容でとてもイイ d(=^^=) です!

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初日は午前中に会議室での講習があり、 午後からは場所を移してサンプル犬を使用しての実技講習(初日は追及が中心)。
二日目の今日は服従中心で、前日の追及の復習も少し・・・という感じで進行。
 
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20111203-2
今日は朝からの悪天候に見舞われてしまい、かなりの雨・風だったんですが、シェルケル氏はそんな状況にもかかわらず使える時間をめいっぱい使い、親切に、丁寧に実践・解説してくださいました。
熱心で、大変好感が持てるお人柄です。
参加者の質問に対しても丁寧に答えてくれ、何故そうなのか?の理由を分かり易く解説。
好ましくない手法についても、それに対するデメリットを聞けば「なるほど」です。
 

ちなみに、彼はクリッカーを用いたトレーニングを実践されています。
そして私は、これまでクリッカーは『とりあえずお試し』でしか使った事がありません。
20111203-5

20111203-1

これまでに何度か、他の方のクリッカートレーニングの講習も聞いたことがあるし、実際に使用経験のある方からオススメされたこともあったんですが、自分で試してみてもいまいちピンとこなくて;
お試しで使ってはみるものの、メリットを感じることが無くすぐやめてしまいました。
20111203-4慣れた自分のやり方をやめてわざわざ不慣れなクリッカーを使用するのだから、不慣れな手法を用いるリスク以上のメリットが無ければ使ってもしょうがないと思ったからです。それに、クリッカー推奨者が実際にクリッカー訓練で作り上げた犬を見ても、画期的な訓練法だ、と興味をそそるような「自分の理想とする犬」の仕上がりにはなっていなかったし。

しかし、今回のシェルケル氏のクリッカー訓練はとても画期的でメリット満載!v
初日の講習で見せてくれたビデオに、彼の理論で作った犬達の実際の作業映像もありましたが、各課題の仕上がりがとても理想的なものであったし、何故そうなったのかも分かり易く納得できます。

そんな感じで、面倒くさがりな私(笑)でも、
「これならクリッカーを使おう!」という気持ちになる、やる気の湧くセミナーでした。


セミナーはあと一日、明日の防衛が最終日です。
防衛ではどんな手法を使うのか、明日が楽しみですv 

テーマ:ドッグスポーツ・警察犬・救助犬など訓練関係 - ジャンル:ペット

  1. 2011/12/03(土) 21:44:30|
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